勃起不全症治療薬シアリスとアーモンド摂取

シアリスは日本を代表する勃起不全症治療薬で、バイアグラ、レビトラに次ぎ、日本では2007年に発売されました。作用機序はバイアグラ、レビトラと同様、ホスホジエステラーゼⅤを阻害することで、陰茎部の血管を拡張させ、血流量を増加させ、勃起を引き起こします。また、陰茎部以外の血管をも拡張させるのでこれに起因する副作用が出ます。代表例が、低血圧、頭痛、めまい、鼻づまり、顔面紅潮などです。しかし、シアリスに関してはこれらの副作用発現頻度が低い安全性の高い薬です。シアリスの副作用発現頻度が3割なのに対し、バイアグラ、レビトラは9割も副作用が発現します。比較的安全性は高いものの、より効果的に安全に使用するために注意する点は沢山あるので、ここではアーモンドの摂取と心不全への影響に関して解説します。
まず、アーモンドの摂取に関してですが、勃起不全症治療薬は食後に服用すると効果が遅延し減弱するのが有名な種類ですが、シアリスの使用の場合、特に食後でも服用して構わないと言われています。ただ、効果的に使用しようと思えば、なるべく食後ではない方がいいです。特に油ものを食べた後に服用すると、より効果に影響が出ます。アーモンドは油分の豊富な食品なのでそういった影響を受けやすいので特に控えた方がいいでしょう。
また心不全に関してですが、心不全の方が服用すると血圧が過度に低下し、循環不全の危篤状態となる可能性があります。心不全の方は、心臓の働きが弱るため、その働きを補おうとして交感神経系が強く興奮し、血管が収縮するので、余計に勃起を起こしにくくなるのですが、ED治療薬投与により血管を拡張し、血圧を下げると、さらに交感神経系の興奮が増し、心臓に負担がかかり生命予後が悪化しますので、服用しない方がいいでしょう。